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三菱商事、ミャンマーのガス田プロジェクトに資本参画
三菱商事は17日、ミャンマーのイェタグン・ガス田プロジェクト権益の19.3%を保有する日石ミャンマー石油開発の10%株式を取得したと発表した。写真は三菱商事が公開した鉱区の位置を示す図。[写真拡大]
三菱商事は17日、ミャンマーのイェタグン・ガス田プロジェクト権益の19.3%を保有する日石ミャンマー石油開発の10%株式を取得したと発表した。ミャンマーの石油・ガス上流プロジェクトに参画するのは同社初。
同プロジェクトはマレーシア国営石油会社ペトロナスの子会社がオペレーターとして操業しており、日石ミャンマー持分の平均販売量は天然ガス日産約50百万立方フィート(原油換算で日産約8千バレル)、コンデンセート日産約800バレルで、同国最大のヤダナ・ガス田に次ぐ規模のガス田。また、同鉱区内には現在開発中の既発見ガス田が存在し、さらに新たなガス田の発見も期待されている。
日石ミャンマーは資本金が35億4,000万円で、出資比率は日本国が50%、JX日鉱日石開発が40%、三菱商事が10%。
三菱商事は今回の参画を機に、JX日鉱日石開発とともにイェタグン・ガス田プロジェクトの事業価値向上に貢献するとしている。
イェタグン・ガス田は1992年に発見され、2000年から生産を開始した。天然ガスはパイプラインでタイ国営石油会社PTTに販売し、天然ガスの生産に随伴して生産されるコンデンセートは浮体式貯蔵積出設備(FSO)に一旦集積され、ミャンマー国内・海外向けに販売している。
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