関連記事
注目銘柄ダイジェスト(前場):ミクシィ、DeNA、日東電工など
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ミクシィ、DeNA、日東電工など
ミクシィ<2121>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。昨日はゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を引き下げたことをきっかけにストップ安比例配分となり、本日も利益確定売りが膨らむ展開となっている。三菱UFJでは投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」へ、目標株価を930円から8900円へと大幅に引き上げているが反応薄。「モンスターストライク」については、初動の良さやアクティブ率の高さなどを評価しているもよう。
DeNA<2432>:2089円(前日比-203円)
大幅続落。引き続き、ミクシィ<2121>の株価下落をきっかけとしたゲーム関連株安の流れに押される格好に。また、三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。海外売上高の前四半期比減少はネガティブであると指摘、次のヒットタイトルへの仕込みの期間は続き、来期、再来期と4割前後の営業減益基調継続を予想している。
日東電工<6988>:4190円(同-980円)
急落。前日に発表した業績下方修正がネガティブサプライズにつながっている。通期営業利益は従来予想の840億円から620億円に減額しており、前期比9.5%減と一転して減益となる見通しに。液晶パネルの生産・在庫調整が強まっていることや価格競争の激化などが影響しているもよう。市場コンセンサスは会社従来予想をやや下回る水準であったため、現段階での想定以上の下方修正に失望感が強まる格好へ。メリルリンチ(ML)やUBSなど投資判断格下げの動きも相次ぐ。
千代田化工建設<6366>:1444円(同-46円)
急反落。米フリーポートLNGを受注したと前日に発表している。ただ、もともと受注獲得が有力視されており、足元では期待感も反映されていたとみられるなか、受注金額は想定以下にとどまるとの見方が売り材料につながっているようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、1000億円以上との市場コンセンサスはおろか、800億円を見込んでいたGS予想をも下回る可能性が出てきたと指摘。
JUKI<6440>:223円(同+15円)
大幅反発。岩井コスモでは投資判断を「B+」から「A」に格上げ、目標株価も200円から250円に引き上げている。衣料品需要の回復や為替の円安など事業環境の好転に加えて、構造改革効果に伴う収益改善なども継続し、来12月期経常利益も3割超の増益が見込めるとしている。なお、直近では水戸証券でも新規に買い推奨していた。
不二越<6474>:528円(同+21円)
大幅反発。三菱UFJでは投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を550円から690円にまで引き上げている。主力の油圧機器を中心に好調に推移、自動車向けのほか、収益性の高い産機向けなども回復に転じていると推測しており、来期営業利益は今期予想比43%増益の179億円を予想、過去最高益を更新するとみているもよう。
三浦工業<6005>:2703円(同+162円)
大幅反発。バークレイズが投資判断を新規に「オーバーウェイト」としており、評価材料視される展開となっている。目標株価は3200円に設定へ。成熟する国内市場への懸念が過小評価の背景となっているが、最大市場である中国の環境対策など、積極的な海外展開を図る同社の潜在成長性は高いと判断している。
日本写真印刷<7915>:1553円(同-67円)
大幅続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、フォトリソ工法タッチパネルの販売数量見通しの引き下げを主因に、16年3月期までの業績予想を減額修正している。来上期以降の業績モメンタムは鈍化の見通しにあり、株価の本格上昇には、タッチパネルの新規顧客獲得やアプリケーション拡大が必要と指摘。
ザイン<6769>:1675円(同+224円)
大幅反発。10Gbpsの高速通信が可能な、新しい情報伝送(インターフェース)の要素技術開発に成功したと発表したことが材料視されている。従来の技術では、高速化とノイズ耐性を両立させることが難しかったのに対して、新技術はバランスよく市場のニーズに応えられる回路技術を実現した点が特長。なお、今回の技術を搭載した第一弾新製品を来年第3四半期にサンプル出荷する計画と。
SE H&I<9478>:289円(同+80円)
連日でストップ高。同社子会社であるSEモバイル・モバイル・アンド・オンラインが制作協力を行った、ガンホー<3765>が発売するゲームアプリ「Dokuro」への関心が高まっているようだ。昨日は、「Dokuro」がアップストアーの総合有料ランキングで1位を獲得したほか、グーグルプレイ有料ゲームカテゴリでも1位を獲得したと発表していた。
フリービット<3843>:2218円(同+322円)
買い先行。上期の営業利益は前年同期比68.1%増の6.2億円となり、従来予想の3.7億円を上回って着地したことが好材料視されている。重点事業であるモバイル事業の戦略的サービスの提供による利益率の向上、アドテクノロジー領域における新規サービスの拡大などが寄与した。なお、傘下のフルスピード<2159>についても好決算が材料視され買い優勢となっている。《KO》
スポンサードリンク