イートアンド Research Memo(7):前期は店舗数の拡大で増収も食品販売事業は営業減益

2013年12月11日 18:27

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記事提供元:フィスコ


*18:27JST イートアンド Research Memo(7):前期は店舗数の拡大で増収も食品販売事業は営業減益

■決算動向

(2)2013年3月期の業績

イートアンド<2882>の2013年3月期業績は、売上高で前期比5.4%増の19,808百万円、営業利益で同13.6%減の902百万円、経常利益で同15.3%減の901百万円、当期純利益で同16.1%減の430百万円と、増収減益決算となった。

事業別売上高では、外食事業が店舗数の拡大により前期比8.6%増の10,510百万円、食料品販売事業でも配荷店舗数と販売数量を伸ばして同2.0%増の9,297百万円となり、それぞれ伸長した。なお、外食事業の2013年3月期末の店舗数は410店舗(うち加盟店373店舗)で2012年3月期末より37店舗増加(うち加盟店35店舗)した。

一方、利益面では、外食事業が増収効果により前期比4.1%の営業増益となる一方で、食料品販売事業では、2013年3月期下期(秋から年末にかけて)において競合他社商品(冷凍食品)のリニューアルと広告攻勢の影響を受け、一時的な利幅低下と販促費の増加を余儀なくされたことから同43.3%の営業減益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》

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