イートアンド Research Memo(8):第2四半期は増収減益も利益は期初計画を上回る

2013年12月11日 18:29

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記事提供元:フィスコ


*18:29JST イートアンド Research Memo(8):第2四半期は増収減益も利益は期初計画を上回る

■決算動向

(3)2014年3月期の第2四半期(累計)の業績

イートアンド<2882>の2014年3月期第2四半期業績も、売上高で前期比2.2%増の9,840百万円、営業利益で同12.4%減の464百万円、経常利益で同11.2%減の476百万円、純利益で同9.6%減の285百万円と、増収減益決算となった。なお、期初計画対比では、売上高が98.4%と下回ったものの、営業利益は100.5%、経常利益は105.8%、当期純利益は118.1%と利益面では計画を上回った。

事業別売上高では、外食事業が「大阪王将」を中心として新規出店が順調に推移したことにより前年同期比6.1%の増収となる一方で、食料品販売事業では、2013年3月期下期の競合他社商品の影響からは回復したものの、2013年4月に発生した二重価格表示問題の発生により売上高が一時的に落ち込んだことから同1.9%の減収となった。

利益面では、外食事業が、計画にはなかった北海道の直営化による地代家賃や水道光熱費、人件費の増加などが負担となったことから前年同期比1.4%の減益となった他、食料品販売事業では、二重価格表示問題の影響と関東工場の減価償却費の増加により同29.0%の減益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》

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