イートアンド Research Memo(6):過去5期の業績は外食・食料品販売事業ともに順調に拡大

2013年12月11日 18:25

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記事提供元:フィスコ


*18:25JST イートアンド Research Memo(6):過去5期の業績は外食・食料品販売事業ともに順調に拡大

■決算動向

(1)過去の業績推移

過去5期分の業績を振り返ると、売上高は外食事業、食料品販売事業ともに順調に拡大した。外食事業の年平均成長率は7.7%、食料品販売事業は21.6%と高い伸びを示している。また、営業利益率も増収効果による固定費吸収により年々上昇してきたが、2012年3月期の5.6%をピークとして、2013年3月期は4.6%へ低下した。

一方、イートアンド<2882>の資本効率を示す自己資本利益率(ROE)は14.7%である(2013年3月期)。2011年6月の新株発行により自己資本を増強したことから低下したものの、十分に高い水準を維持している。

また、財務基盤の安定性を示す自己資本比率は31.5%である(2013年3月期)。前述の通り、2011年6月の新株発行により改善が図られた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》

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