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欧米為替見通し:WSJのFRBウォッチャー、ヒルゼンラス記者の警告
*17:29JST 欧米為替見通し:WSJのFRBウォッチャー、ヒルゼンラス記者の警告
本日9日の欧米市場のドル・円は、来週17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)の可能性を探るため、米国連邦準備理事会(FRB)高官の発言に注目する展開となる。
米国11月の雇用統計がポジティブ・サプライズだったことで、17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(量的緩和縮小)が始まる可能性が高まりつつある。
明日からは17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)の1週間前のブラックアウト期間となり金融政策に関する発言が出来なくなることで、本日の3名の米国連邦準備理事会(FRB)高官の発言に注目することになる。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙のFRBウォッチャーでバーナンキFRB議長のスポークスマンと見なされているヒルゼンラス記者が、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)の可能性を示唆している。
5月9日、ヒルゼンラス記者は「米国連邦準備理事会(FRB)、年内の出口戦略の可能性」とWSJ紙で警告した。
5月22日、バーナンキFRB議長は上下両院合同経済委員会で、「雇用市場の改善が継続すれば、今後数回の会合で資産購入のペースを縮小させる可能性がある」と述べた。
ドル・円は、日米金利差縮小観測から、103円50銭から106円にかけて断続的に控えているオプション・トリガーへの買い仕掛けの可能性が高まりつつある。
【今日の欧米市場の予定】
18:30 ユーロ圏・12月センテッィクス投資家信頼感指数(予想:10.0、11月:9.3)
20:00 独・10月鉱工業生産(予想:前月比+0.7%、9月:-0.9%)
02:15 カーニー英中銀総裁講演(NYエコノミック・クラブ)
02:30 ラッカー米リッチモンド連銀総裁講演(経済見通し)
03:05 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(米経済と金融政策)
04:15 フィッシャー米ダラス連銀総裁講演(米経済)
ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)《KO》
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