(香港)オンラインゲームの博雅がIPO公募終了、公募申込額は今年最大か

2013年11月5日 10:03

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記事提供元:フィスコ


*10:04JST (香港)オンラインゲームの博雅がIPO公募終了、公募申込額は今年最大か
オンラインゲーム開発の博雅(00434/HK)はきょう5日、香港での新規株式公開(IPO)の公募を終了する。「香港経済日報」(5日付)によると、公募倍率は280倍近くに達し、個人投資家からの申込総額は最大1000億HKドル(約1兆2700億円)に上ったと予測されている。10月上場の同業会社、雲遊(フォーゲーム:00484/HK)を上回り、今年最大の規模となる見通しだ。

アリババの上場観測や中国政府によるIT産業支援などを背景に、香港市場ではオンラインゲーム関連が注目を集めている。今回の博雅のIPOが人気を呼んでいるのも、そうした市場環境が背景にある。なお、雲遊の上場初値は公開価格比で21%高、初日終値は同32%高と好調を見せた。

博雅は2004年設立のオンラインゲーム会社で、深セン市に拠点を置く。トランプや麻雀などテーブルゲーム系の開発、運営を手掛けている。来週12日に香港メインボードに上場する予定。《NT》

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