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滋賀県最大級の商業施設「ピエリ守山」売却へ
記事提供元:フィスコ
*15:13JST 滋賀県最大級の商業施設「ピエリ守山」売却へ
「滋賀県最大級の大型モールの過疎化がヤバすぎる」とインターネット上で話題になっていた「ピエリ守山」の運営会社が8月に別会社と売却契約を結んでいたことが分かった。
「ピエリ守山」は、2008年の開業当初は約180店舗あったが、景気の悪化やその後相次いで開業・リニューアルした周囲の大型商業施設との競合で店舗数の減少が進み、10月2日現在で6店舗にまで減少している。
2014年末から2015年初頭のリニューアルオープンを目指し、建物はそのまま残して100~200店舗が入居する商業施設としてリニューアルする方針だ。今後、店舗の誘致を進めるという。
売却先は、東京都千代田区の経営コンサルタント会社と大阪市の不動産会社で作る合同会社「アンビエントガーデン守山」。9月25日には、マイルストーンターンアラウンドマネジメントが、ピエリ運営会社のピエリパートナーズ株式を取得し、マイルストーンターンアラウンドマネジメントとサムティが、「アンビエントガーデン守山」に出資すると発表した。魅力的なテナントを呼び込みたいと説明している。
「ピエリ守山」は琵琶湖大橋有料道路(往復400円)を渡らなければ行けないという立地にあることもネックになっていると思われ、同じような商業施設で競合する大手商業施設に勝負して勝つためには、よほど魅力のある店舗を誘致し、他店との差別化を図らなければならないだろう。しかし、一度このような状況になり話題となってしまっては、店舗誘致・リニューアルにも向かい風となり、厳しい状況は続くと思われる。《YU》
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