10月2日のNY為替概況(97.35)

2013年10月3日 05:02

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記事提供元:フィスコ


*05:02JST 10月2日のNY為替概況(97.35)
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、97円15銭まで下落後、97円57銭まで反発し97円35銭で引けた。予想を下振れた米国の9月ADP雇用統計を嫌気したドル売り、米国政府機関の閉鎖・デフォルト懸念を嫌った株安に連れたリスク回避の円買いが加速、その後、「リード米上院院内総務とジョン・ベイナー下院議長が電話で会談」「本日オバマ米大統領が議会指導者との会合を予定している」との報を受け、予算協議進展期待が広がりドル売りが後退した。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3505ドルへ下落後、1.3607ドルまで反発し、1.3585ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利の据え置きを決定したが、その後の会見でドラギ総裁が景気見通しリスクが下向きであるとの見解を示したほか、利下げも協議、「政策金利を長期にわたり低水準で維持する」方針を確認したため一時ユーロ売りが加速。その後、イタリア議会上下院がレッタ政権の信任を可決したためイタリア政局不安が後退しユーロの買い戻しに拍車がかかった。_NEW_LINE_


ユーロ・円は、131円42銭まで下落後、132円51銭へ反発。ポンド・ドルは、1.6195ドルから1.6251ドルへ上昇した。_NEW_LINE__ドル・スイスは、0.9061フランから0.8995フランへ下落した。_NEW_LINE__
[経済指標]・米・9月ADP雇用統計:前月比+16.6万人(予想:+18万人、8月:+15.9万人←+17.6万人)_NEW_LINE_《KY》

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