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日産、自動運転向けの高度運転支援技術を搭載した車両のナンバーを取得
自動運転向けの高度運転支援技術を搭載した車両(写真:日産自動車)[写真拡大]
日産自動車は26日、将来の自動運転システムの実現に向けた新たな高度運転支援技術を搭載した車両について、神奈川運輸支局相模自動車検査登録事務所において、日本で初めて自動車検査証及びナンバープレートを取得したと発表した。
今回ナンバーを取得した車両は「日産リーフ」をベースにしている。同車両は、ドライバーが常に操作介入を行えることを前提として、車両が周辺の道路状況等を検知し、ハンドル・ブレーキ等を自動的に制御してドライバーの運転を支援するシステム(高度運転支援技術)を搭載している。日産は今後、同車両を用いて公道実証実験を実施していく。
日産は、今年8月にカリフォルニアで実施した「日産360」のイベントにてAutonomous Drive(自動運転車両)の試作車を公開し、2020年に自動運転技術の市販化を目指すことを発表した。そして今回、将来の自動運転システムの実現に向け、その基盤となる高度運転支援技術の開発を推進させるために、公道実証実験の実施に向けた準備を関係省庁と進め、ナンバープレートを取得した。なお、同車両のナンバーは、自動運転技術の実用化を目指す2020年を意味する「2020」とした。
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