12年前からHMDを装着して暮らしていた神戸大教授

2013年9月13日 12:55

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Google Glassの登場により、今後の普及が期待されるウェアラブルコンピュータ。このウェアラブルコンピュータを12年前から使っていた神戸大学大学院の塚本昌彦教授が、ウェアラブルコンピュータについて語っている(インタビュー記事その1その2その3)。

 かつてはHMDを付けて日常生活を送っている人は(その外見も含めて)「変な人」のようにも見られていた。塚本氏は過去を振り返って「研究者仲間は付けると思っていたが、誰も付けなかった」「(反響が大きかったので)やめるにやめられなくなってしまった」と、やはりそのあたりは自覚していたようだ。ただ、12年前から自分で試していたことで、

 どういう時にどう危ないか-とか。公共の場や人混みでポルノアプリとか不適切なアプリは良くないとか、カメラを装着していると、トイレではちゃんとオフにすべきだとか。

 のように、ウェアラブルコンピュータを装着して社会生活を送ることによる社会的問題についての知見を貯められたとも述べている。

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