【注目のリリース】オプトが10月から東証1部か2部に昇格し記念配当と売り出しを実施

2013年9月4日 23:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■流通株比率は現在の40.76%から47.42%に

  東証は4日の夕方、ネット広告代理店の大手・オプト <2389> (JQS)の株式を10月1日付けでJQスタンダードから変更(市場区分未定)すると発表した。同日の売買から東証1部または2部に変更上場となる見込み。東証1部、2部どちらになるかは9月17日から9月20日までのいずれかの日に公表する予定。

  オプトも上場市場の変更などを発表し、10月1日をもって東証1部または2部に市場変更することになったと開示。同時に、記念配当として1株あたり15円を実施し、2013年12月期の配当予想(期末一括)を1株あたり24円の見込みにするとした。前期は18円50銭だった。また、昇格上場を機に株式の流通性向上などをめざし、株式の売出しを215万株。ほかに需要に応じてオーバーアロットメント方式による売り出しも用意。売り出し価格は9月17日から9月20日までのいずれかの日に決定する。この売出しにより、流通株式の比率は現在の40.76%から47.42%になるとした。

  株価は9月2日に住宅大手の城南建設(未上場)の「住宅情報館」などと戦略的なマーケティングサービスを行なうと発表し、それまでの900円前後から1299円まで急動意となった。これに続く株価材料の連打になり、信用売りの買い戻し増加による株高効果とあわせ、売り出し価格決定にかけてスパイラル的な上げ相場に発展する可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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