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H&Mに見るファストファッションの隆盛
H&Mは2008年に日本で初の店舗を銀座に出店して以来、日本全国に店舗展開を進めている。[写真拡大]
ファストファッションとは、「安くて早い」ファストフードになぞらえた言葉だ。低価格でファッション性の高い衣料品を販売するブランドのことをいう。もっとも有名なファストファッションブランドは、ファーストリテイリング<9983>が運営する「ユニクロ」だろう。これにスウェーデンの「H&M」、スペインの「ZARA」、「FOREVER 21」などが知られている。これ以外にも、ちょっと毛色は違うが、「しまむら」もやはりファストファッションである。
このファストファッションは、数千円で最新のファッションを手に入れられることもあって、若者に絶大なる人気を誇っている。そんなことから、各社は特に若者が多く集まる街、都内であれば、渋谷、原宿、新宿を中心に店舗を展開している。
H&Mは、2013年秋、札幌の南1条西3丁目ラ・ガレリア内に新たな店舗、H&M SAPPOROをオープンする。売場面積は約1,900平米メートルの4フロア構成。 レディース、メンズ、キッズ、アクセサリーを取り扱う。「日本の主要都市の一つである札幌についに店舗を構える事が出来、大変嬉しく思っております。ベーシックな日常着からトレンド性の高いファッション、通勤にも使えるアイテムまで幅広い商品を取り揃えております。札幌都心部に位置しているので、休日のショッピングスポットとしても、アフター5に気軽に立ち寄って頂くことも出来る店舗にしたいと考えております。」とH&Mジャパン代表取締役社長クリスティン・エドマン氏は述べている。
同社は2008年に日本で初の店舗を銀座に出店して以来、日本全国に店舗展開を進めている。現在国内に29店舗を展開しており、この秋の新規出店舗数は、札幌を含め広島、新潟、千葉(市原)、栃木(宇都宮)、静岡(浜松)、鹿児島の合計、7店舗となっている。
H&Mやユニクロの商品は、長期間にわたって手を入れながら着続けるという。例えば高級皮ジャケットやジャンパーとは対極に位置するものである。ファストファッションは大量生産・大量消費の最たるもので、ちょっと、今の「エコの時代」にはそぐわないとも思うのだが、売れ行きは好調のようである。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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