東電、銀座支社本館を読売新聞社に約235億円で売却

2013年8月28日 18:53

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 東京電力は、経営合理化のスピードを一層加速するため、2014年度以降に売却を計画していた銀座支社本館(所在:東京都中央区銀座三丁目、建物規模:地下2階・地上6階・塔屋2階)の売却時期を前倒しし、2013年度の早期に売却することを目指して競争入札を実施していたが、28日、読売新聞グループ本社および読売新聞東京本社に売却することを決定したと発表した。

 銀座支社本館については、建物地下に電力事業に必要な重要設備が併設されていることから、2013年9月2日に先行して土地を売却し、建物は併設する地下設備の撤去後である2016年3月31日に売却する。売却額は、土地が約234.55億円で、建物が1億円。なお、設備の撤去が完了するまでの間は、東電が読売新聞社へ土地の賃借料を支払い、継続して事務所として使用する。

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