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日米の注目経済指標:全米で製造業の生産活動は拡大、耐久財受注は上振れも
記事提供元:フィスコ
*14:58JST 日米の注目経済指標:全米で製造業の生産活動は拡大、耐久財受注は上振れも
8月26日-30日に発表される主要経済指標のポイントは次の通り。
■26日(月)日本時間午後9時30分発表
○(米)7月耐久財受注−予想は、前月比-3.6%
参考指標となる7月ISM製造業景況指数の内訳「新規受注DI」は58.3と6月51.9から上昇。7月の各地区連銀公表の製造業関連指標はNY、カンザスシティー、フィラデルフィアは上昇、ダラスは低下。全米レベルでは製造業の生産活動は拡大しているとみられる。7月の数字はコンセンサスを上回る可能性がある。
■27日(火)日本時間午後11時発表
○(米)8月消費者信頼感指数−予想は、79.3
米国株式市場は8月に入り軟調気味に推移している。雇用情勢は回復基調にあるものの、雇用環境の急速な改善は期待できない。ただし、住宅市場はまずまず順調であること、製造業は回復傾向にあることから、前月とおおむね同水準か、若干低下する見込み。
■30日(木)午前8時30分発表
○(日)7月全国消費者物価指数−予想は、全体の数字が前年比+0.7%、コアは同比+0.6%
6月に続いて前年比プラスとなる見込み。原油価格に大きな変動はないが、物価押し下げに寄与する項目は少ない。為替相場の影響はほぼ中立。参考指標となる7月の東京コアCPIは、前年比+0.3%だった。市場コンセンサスは妥当か。
■30日(金)午前8時30分発表
○(日)7月完全失業率−予想は、3.9%
参考指標となる6月の完全失業率は3.9%。有効求人倍率は上昇傾向にあり、失業率の低下につながる一因となる。労働参加率に大きな変動はないことから、失業率は横ばいとなる見込み。《TN》
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