カゴメ、中国で業務用トマト調味料事業に参入

2013年8月19日 11:40

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 カゴメは16日、8月15日に中国で業務用トマト調味料の製造販売、仕入販売を行う可果美(天津)食品制造有限公司を設立し、中国での業務用トマト調味料事業に参入すると発表した。

 中国における一人当たりの年間トマト消費量28.5kgのうち、27.5kgは生食用トマトの消費で占められており、調味料としてのトマトは今後大きく伸びる可能性がある。実際に、中国では食の洋風化、多様化の進展によりトマト調味料市場が急速に拡大しており、特に中食や外食などの業務用トマト調味料の市場規模は200億円を超え、年率20%で成長している。

 今回、新しい生産拠点として2014年8月までに約1.7億円を投じ自社工場を建設し、トマトソース、ピザソース、ケチャップ等の調味料の生産を開始する予定。工場の敷地面積は約1,500平米、最大生産能力は約3,000トン/年。売上は2017年までに年間約3.9億円を計画している。自社工場の稼働前は、2013年9月より協力工場生産品の仕入販売を行う。

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