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次世代光ディスク開発に向け、両雄がタッグを組む
記事提供元:フィスコ
*15:14JST 次世代光ディスク開発に向け、両雄がタッグを組む
ソニー<6758>とパナソニック<6752>は29日、両社のデジタルデータを長期保存するアーカイブ事業を拡大するため、大容量の次世代光ディスクを共同開発することで基本合意したと発表した。
2015年内をめどに、ブルーレイディスクの3倍となる300ギガバイト以上の業務用大容量光ディスクの開発を目指す。
両社はすでに大容量ストレージ事業に取り組んでいる。ソニーは2012年9月、12枚の光ディスクをカートリッジに内蔵し、1つの大容量ストレージとしてファイルベースで扱う「オプティカルディスク・アーカイブシステム」(300ギガバイト~1.5テラバイト)を発売している。パナソニックは2013年7月、100ギガバイトの光ディスク12枚を収納した専用マガジンを最大90本収納できる最大108テラバイトの大容量光ディスクストレージ装置「LB-DM9シリーズ」を発売する。
ともにブルーレイディスクのフォーマットをベースに開発しているが互換性はないため、今後、それぞれが持つ技術をベースに開発効率を高め、規格や仕様の統一、開発項目などについて協議を進め、ビッグデータ時代にも対応できるようにする。
規格を統一することにより原材料の調達コストを抑え、他社に先んじる戦略だ。《YU》
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