米国と英欧日の金融政策の乖離でドル上昇トレンド示唆(訂正)

2013年7月10日 14:41

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記事提供元:フィスコ


*14:41JST 米国と英欧日の金融政策の乖離でドル上昇トレンド示唆(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)国  (見出し)
(正)米国

ドラギ欧州中銀総裁が、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)を示唆したことで、ユーロ・ドルは、「ヘッド・アンド・ショルダー」(頭:1.3710ドル)が完成し、目標値1.1820ドル処が点灯した。

ユーロ・ドルが1.2000ドルを割り込んだ場合、「ヘッド・アンド・ショルダー」(頭:1.6040ドル)が完成することで、ユーロ・ドルの最安値0.8228ドルを目指す展開が予想される。


カーニー英中銀総裁が、フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)の導入を示唆したが、ポンド・ドルは、「三角保ち合い」を下抜けており、目標値1.3504ドル処が点灯していた。


黒田日銀総裁の異次元の量的・質的金融緩和を宣言する前年の2月、ドル・円は「斜行三角形」が完成し、124円までの上昇シグナルが点灯した。


テクニカル分析では、米国と英国・欧州・日本の金融政策の乖離が確定する以前から、ドル高トレンドが示唆されていた。《MY》

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