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来週の相場で注目すべき3つのポイント:リプロセル上場、米雇用関連指標、EU首脳会議、
*20:27JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:リプロセル上場、米雇用関連指標、EU首脳会議、
■株式相場見通し
予想レンジ:上限13800-下限12800円
来週は底堅い展開か。米国の量的緩和縮小によるポジションの巻き戻しによる影響は、引き続き見極めが必要。中国経済の減速懸念やギリシャ政権の不透明感など、外部環境を睨みながらの対応が続きそうである。一方、東京都議選の結果を受けて、7月参院選への期待感などが物色意欲を強めそう。また、月末は多くの投信設定が予定されており相場の下支えとして期待される。
内需系銘柄が中心の展開と考えるが、IOCの評価委員会が今年3月に行った2020年オリンピック立候補3都市の調査結果を発表予定。東京招致への期待感の高まりにつながる可能性もあり、インフラ関連などには注目。富士山の世界遺産登録決定で富士急<9010>などテーマ銘柄への関心。リプロセル上場を受けてのバイオ関連株、ペプチドリーム<4587>や横田製作所<6248>を筆頭とした直近IPO銘柄の動向に注目。
■為替市場見通し
来週のドル・円は、7月5日に発表される米国6月の雇用統計を見極める意味で、米国6月の雇用関連指標に注意を払う展開となる。6月末決算のヘッジファンドによる安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いに警戒する展開となる。
ドル高・円安材料は、本邦機関投資家の外貨建て資産へのオープン投資、米国6月の雇用関連指標の改善、米国10年債利回りの上昇、東京株式市場の下げ止まり。ドル安・円高材料は、米国6月の雇用関連指標の悪化、日本国債10年物利回りの上昇、東京株式市場の下落。
■来週の注目スケジュール
6月24日(月):サントリー食品の公募・売出価格決定、独IFO景況感指数など
6月25日(火):シャープ株主総会、米住宅価格指数、米消費者信頼感指数など
6月26日(水):リプロセル上場、独GfK消費者信頼感指数など
6月27日(木):ジェイエスエス、 ICDA上場、米個人消費支出、EU首脳会議など
6月28日(金):消費者物価指数、米シカゴ購買部協会景気指数など《TM》
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