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丸紅が東南アジアで発電事業、タイ企業と新規IPP事業共同開発で覚書締結
丸紅は14日、6月13日付にて、タイ国営石油・ガス会社PTT傘下のGlobal Power Synergy Company(GPSC社)との間で、タイ及び周辺国(ミャンマー・ラオス・カンボジア)における新規IPP(Independent Power Producer)事業の発掘・共同開発に関わる覚書を締結したと発表した。
GPSC社は、天然ガス・石油関連を主なビジネスとするタイ最大の上場企業であるPTT社グループが100%保有する発電事業子会社で、PTTグループの発電事業を集約・強化する目的で2013年1月に設立された。現在約1,040MWの発電能力を有し、2022年までに約6,000MWまで引き上げる計画を立てており、経済・電力需要が成長著しいタイ及び周辺国を注力市場と定めている。
丸紅はPTT社グループと、石油製品・天然ガス並びに各種設備取引等で良好な関係を構築している。電力分野においては、PTT社傘下の石油精製・石油化学大手であるアイアールピーシー社向けEPC(Engineering Procurement Construction)案件を受注し、2011年にコジェネレーション設備の引渡しを行った実績がある。
今回は、両社の長年にわたる良好な取引関係に加え、GPSC社が保有するタイ及び周辺国の知見、及び丸紅が保有するIPP事業全般の豊富な開発実績が相互補完関係にあると判断し、覚書の締結に至った。
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