伊藤ハムが平均8%実質値上げへ、7月22日から

2013年6月14日 13:03

印刷

 伊藤ハムは13日、7月22日より、規格変更による商品価格の改定、または納入価格の値上げを実施すると発表した。対象商品は、ハム・ソーセージ210品、調理加工食品70品の計280品目で、平均8%の値上げとなる。

 具体例として、「アルトバイエルン」は現行135グラムから改定後122グラムに、「チキンナゲット」は180グラムから164グラムに規格変更となり、実質的に値上げされる。

 ハム・ソーセージや調理加工食品の主原料である豚肉・鶏肉などの価格が高騰し、さらに拍車をかけるように急激な円安基調に直面しており、電力やガス等のユーティリティ費用の値上がりが今後も継続される見通しとなっている。また、補助材料価格や副資材価格も高い水準で推移しており、経営を強く圧迫する要因となっているという。そのため伊藤ハムは、今後も品質の高い商品を製造し続けるために、今回の値上げ実施を決定した。

関連記事