今日の為替市場ポイント:リスク選好的な円売りが優勢か

2013年6月14日 08:36

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記事提供元:フィスコ


*08:36JST 今日の為替市場ポイント:リスク選好的な円売りが優勢か

昨日13日のドル・円相場は、東京市場では95円50銭から93円75銭で軟調推移。欧米市場では、一時95円53銭まで反発し、95円36銭で取引を終えた。

本日14日のドル・円は95円台で取引される見込み。日経平均株価は前日比500円程度上昇する可能性があり、アジア市場では日米の株高を好感したリスク選好的な円売りが優勢となりそうだ。

13日の米国債券市場では、長期債などの利回りがやや低下した。13日に発表された5月小売売上高は市場予想を上回り、先週分の新規失業保険申請件数は減少したが、これらは米国債利回りの上昇を促すことはなかった。NYダウが大幅に上昇したのは、量的緩和策の早期縮小は困難であるとの観測が浮上したことが要因とみられている。米経済統計の内容も好感されており、株高・債券高となった。

一部の市場関係者の間では、中国が米国債の売却を検討している可能性との憶測が広がっている。中国政府は米国債を売却し、その資金で何らかの景気対策を講じるとの見方が出ているようだ。中国経済も磐石ではないらしい。中国による米国債売却の観測はこれまでも何度か浮上したことがあるが、今回は米中首脳会談の前後に流れており、あながち否定できないとの声が聞かれている。《KO》

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