丸紅、木曽岬干拓地でメガソーラー発電事業を実施 発電出力は49MW

2013年5月13日 17:07

印刷

木曽岬干拓地地図(画像:丸紅)

木曽岬干拓地地図(画像:丸紅)[写真拡大]

 丸紅は13日、三重県および愛知県と、三重県木曽岬町、桑名市、愛知県弥富市にまたがる木曽岬干拓地においてメガソーラー(大規模太陽光発電所)設置運営事業を実施することに関する協定書を締結したと発表した。

 丸紅が100%出資する発電所運営会社を新設し、今年7月に発電所建設着工、2015年1月に運転を開始する予定。発電出力は49MW、年間予想発電量は5,200万kWhで、一般家庭約14,500世帯分の年間消費電力量に相当する。発電した電力を再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用して売電し、完工後20年間発電事業を実施する。

 同案件は、昨年10月に三重県、愛知県により実施された「木曽岬干拓地メガソーラー設置運営事業に係る企画提案コンペ」で、木曽岬干拓地内の約78haの土地を利用したメガソーラー事業の提案が公募され、丸紅が事業者として選定されたもの。丸紅は今後、両県の協力のもとで事業を実施していく。

 なお、丸紅は、大分県で着工した82MWをはじめ、100%事業会社である三峰川電力による北海道での3MWなど、日本全国で大規模太陽光発電案件を開発中。

関連記事