博報堂、「神田錦町三丁目共同建替計画」に着手 2015年3月に複合ビルが竣工

2012年11月15日 18:46

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完成イメージ(画像:博報堂)

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 博報堂は15日、住友商事、三井住友海上火災保険、大修館書店、安田不動産とともに、東京都千代田区神田錦町三丁目において推進してきた「神田錦町三丁目共同建替計画」の新築工事に本日着手したと発表した。

 博報堂は、遊休資産となっていた旧本社ビルの有効活用を目的として同計画を推進してきた。博報堂旧本社ビルを含む6棟のビルを、高い環境・防災性能を有する地上17階・地下2階建のオフィス、商業施設、カンファレンスセンターからなる複合ビル1棟に建て替え、2015年3月に竣工させる予定。

 また、同ビルでは、神田地区において学士会館、共立講堂と並ぶ歴史的景観のひとつとなっていた博報堂旧本館(岡田信一郎設計、1930年竣工)のファサード(正面外観)を復元する。

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