【注目のリリース】積水ハウスが利益成長を加速する新たな中期計画

2012年11月15日 17:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■2014年度の営業利益を12年度見込みの6割増に

  積水ハウス <1928> は15日の大引け後、現在進めている中期計画に加えて新たな中期経営計画(2012年度~14年度)を発表し、利益成長を加速するとした。新たな中期計画では、「事業ドメインを『住』に特化した成長戦略を展開」し、前計画で確立した筋肉質な収益基盤をベースに、統一したブランドビジョン「SLOW &SMART」を推進、グループ各社のベクトルを合わせて成長軌道に乗せる。

  数値目標としては、2014年度の連結売上高を1兆9000億円(12年度の計画は1兆6200億円)、営業利益を1340億円(同850億円)、純利益を820億円(同440億円)などとした。引き続き中長期的な平均配当性向40%との方針で、配当の成長を通じた株主還元に努める。

  15日の株価終値は794円(21円高)。8月の740円~760円での横ばい相場から9月以降はジリ高基調になり、11月2日に830円の高値をつけた。2012年度の予想1株利益は65円51銭とするため、830円の高値でのPERは12.7倍。ほぼ東証1部銘柄の平均なみである。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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