関連記事
【話題】解散好感、日経平均165円高
■分配より「稼ぎ型」政権に期待、復興に期待
解散が伝えられた15日(木)のマーケットは、前場は100円高程度だったのに対し、後場は165円高の8829円まで買われた。出来高も前場10億3000万株に対し、後場は約12億株と膨らんだ。東証1部の値上り銘柄数は1350社と、値下りの250社を大きく上回った。好感した動きだったといえる。
新政権の形がどのようになるか不透明。しかも、新政権になったからといって一気に国の借金が減るわけでもないなど、経済は依然、厳しさが予想される。しかし、今よりはマシだろうという。とくに、『分配優先型』の今の政権より、『稼ぎ優先型』の政権となることが産業界やマーケットにはプラスになる(中堅証券)ということだ。とくに、 (1) 中国関係の修復に対する期待、 (2) 円安期待、 (3) 東日本復興本格化の期待 ~など、当面は「期待先行」の展開になるという。
なかでも、「東日本の復興なくして日本の再生なし」と言われてきただけに遅れている復興には大いに期待されている。もちろん、期待が外れたとこの反動の大きいことも頭には入れておきたい。当面、日経平均は9000円奪回を目指した展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【今日の言葉】解散、日経平均1%高で反応、ムサシ株急伸(2012/11/15)
・【株式評論家の視点】日産自動車にマーケット強気人気高まり再上昇近い、中国好転も(2012/11/15)
・【村山貢司の気象&経済歳時記】冬型気圧配置強まる、原油価格上昇が心配(2012/11/14)
・【経営者の言葉】ミロク情報サービス:是枝周樹社長(2012/11/14)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク