トヨタ、マツダのメキシコ新工場で車両生産

2012年11月9日 16:44

印刷

 トヨタ自動車とマツダは9日、マツダのメキシコ新工場でトヨタの北米向けを中心とした車両を生産することについて合意したと発表した。

 今回の合意により、トヨタは北米などにおける商品ラインナップの強化を、マツダはメキシコ新工場の生産台数増加による生産効率の向上や収益への貢献を目指す。

 具体的には、2013年度に稼動予定のマツダのメキシコ新工場において、2015年夏頃から「Mazda2(日本名:マツダデミオ)」をベースとしたトヨタブランドの小型車を年間5万台程度生産し、トヨタの販売店を通じて販売する。なお、同車両の生産にあたり、トヨタは能力増強分の設備投資および開発費用について応分を拠出する。

関連記事