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JFEエンジニアリングが太陽光発電事業に参入、6地区にメガソーラーを建設
JFEエンジニアリングは、これまで顧客の電力確保のニーズに応え、発電所建設に対するエンジニアリングを提供してきたが、今回太陽光発電において自らも電力供給事業に参入することにしたと、2日発表した。
具体的にはJFEグループの遊休地(5地区)およびJFEエンジニアリングが再生可能エネルギーフロンティア地域として注目している道東地区の6地区で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、発電事業を行う。
グループの遊休地は、JFEエンジニアリングが保有する三重県津市、静岡県静岡市および宮城県多賀城市の3箇所と、JFEスチールが保有する岡山県倉敷市および栃木県芳賀町の2箇所、合計5箇所を活用する。また、全国有数の日照時間を誇る北海道釧路地区において、地元地権者の協力を得て発電事業を行う。
JFEエンジニアリングは、これらの6地区トータルで約40MWの発電所を建設し、各地区の電力会社に全量を売電する予定。全地区で予想される年間の総発電量は約3,900万kWhとなり、これは一般家庭の約10,700世帯分の年間電力消費量に相当する。併せて年間18,500トン程度のCO2削減効果を期待できる。2013年7月の三重県津地区での発電開始を皮切りに2015年4月までに全地区で順次発電所を稼動していく。
また、JFEエンジニアリンググループは引き続き太陽光発電プラントの建設にも注力する。全国各地に太陽光発電所建設計画が増えていく中、JFEエンジニアリングおよび子会社のJFEテクノスは、発電事業を行う顧客と協力し、電力会社との契約協議を進めている。今後2013年度までにこれらの全国数十箇所の案件でトータル約200MW太陽光発電プラント受注を見込んでいる。
JFEエンジニアリンググループは、今後も太陽光だけでなく地熱やバイオマス等の再生可能エネルギーの普及に取り組んでいく。
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