那覇空港に国内初のLCC専用ターミナルがオープン、全日空

2012年10月17日 16:48

印刷

那覇空港LCCターミナルの外観(写真:全日本空輸)

那覇空港LCCターミナルの外観(写真:全日本空輸)[写真拡大]

  • 那覇空港LCCターミナルの概要図(画像:全日本空輸)

 全日本空輸(ANA)は17日、10月18日より、国内初となるLCC専用ターミナルが沖縄県那覇空港において供用を開始すると発表した。

 那覇空港LCCターミナルは、全日空が貨物上屋として借り受けている那覇空港貨物ターミナル内の一部を旅客用に改装したもの。那覇空港貨物ターミナル株式会社(NACT)が空港法に基づく指定空港機能施設事業者として設置管理を行い、全日空がNACTから営業の委託を受け、その運営に必要な事業を行う。

 同ターミナルの特徴は、「LCC専用ターミナルとして貨物上屋を改装した平屋造りのシンプルな構造」、「上屋前にあるスポットを活用した『徒歩』による搭乗・降機」、「ベルトコンベアを利用しない手荷物取り扱い」、「沖縄らしい雰囲気醸成のための施設配置、無料Wi-Fiや映像ダウンロードサービスの提供」など。

 利用航空会社は、当初、ピーチ:2往復(関西空港)、エアアジア・ジャパン:1往復(成田空港)の国内線3往復よりスタートし、さらに今年10月25日からエアアジア・ジャパンが1往復を約1ヶ月間増便、また来年1月21日からはピーチが1往復増便を決定している。

関連記事