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秋相場到来だが、荒れることも!=犬丸正寛の相場展望

来週は10月1日が月曜日で始まる「秋相場」到来である。「2日新甫」ではないものの、頭の片隅には荒れることも入れておきたい。[写真拡大]
■上値重いチャート、決算発表接近、不透明な政局が心配
来週は10月1日が月曜日で始まる「秋相場」到来である。「2日新甫」ではないものの、頭の片隅には荒れることも入れておきたい。
理由の1つが、チャート的にNYダウ、日経平均とも上値が重くなっていることがある。NYダウは1万3600ドル前後が上値の壁となっている。日経平均も9200円台で壁ができてしまった印象だ。
2つめは、3月期決算会社の第2四半期(9月中間期)決算の発表や観測報道が出始めることがある。既に、多くの企業において、株式評価損の計上が伝えられている。また、10月以降の下期について、欧州経済減退や中国問題などから芳しくない見通しの出ることが予想される。
3つめは季節的要因である。例年、10~11月に相場は下げていることが多い。GDPが好調な時なら問題なくても、経済停滞気味の中では今年も10~11月安は否定できない。
こうした中で、「近いうち」解散が遅れるなら経済面にマイナスとなることが予想される。
支持率低下の顕著な現政権に代わって、新政権のもとで外交、経済両面の日本再生の目処が立てばマーケットは好感するだろう。政局を睨みながらの展開となりそうだ。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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