東芝、レグザクラウドサービス「TimeOn」を開始 テレビ番組でSNS

2012年9月28日 11:48

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レグザクラウドサービス「TimeOn」概念図(画像:東芝)

レグザクラウドサービス「TimeOn」概念図(画像:東芝)[写真拡大]

 東芝は27日、テレビ番組などの映像コンテンツを話題として共有できるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)をコンセプトにしたサービスとして、レグザクラウドサービス「TimeOn(タイムオン)」を10月下旬から開始すると発表した。同サービスは、東芝のデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ Z7/J7 シリーズ」向けに展開し、今後発売するテレビ新商品への対応機種拡大を計画している。

 レグザクラウドサービス「TimeOn」は、付属のリモコンなどを使ってテレビの画面から利用することができる。「タイムシフトマシン」機能で一時保管した番組の中からシーンを検索したり、ネットで話題のシーンを再生できる「みどころシーン再生」、「気になる!シーンリスト」や「ユーザータグリスト」を使って録画番組の再生中にシーンの頭出しができる「タグリスト」、複数の友人とシーン再生情報などを交換できる「メッセージ」などのほか、サービスのプレビュー表示やポータル機能を統合した「クラウドメニュー」、複数機器の録画予約や録画履歴機能を統合した「カレンダー」、テレビの中に家族の伝言板を実現する「伝言ボード」、リビングのテレビで一緒に思い出の写真を楽しむ「クラウドアルバム」など、さまざまなサービスを揃えている。

 さらに、2013年1月下旬から、テレビ番組を起点としたSNSの実現や興味あるキーワードを選択するだけで自動的に録画予約を実現する「おまかせ録画」サービスなどを提供する予定。

 SNSをはじめとしたネットワークサービスを介したコミュニケーションが活性化する昨今の環境下において、東芝はレグザクラウドサービス「TimeOn」により、ユーザー同士がテレビ番組などを話題として楽しんだり、話題のシーンを簡単に検索、視聴するなど、クラウドを活用することでテレビ番組を軸に「映像コンテンツを通じて人と人、人とコンテンツがつながる」ことを目指す。

 また、東芝は、「REGZA Tablet」などAndroid搭載タブレット向けとして、「TimeOn」サービスの一部が利用できるAndroid版アプリ「RZクラウド」を10月下旬から、テレビ番組表と一部VODの横断検索や予約ランキングからの予約に対応した「RZ番組ナビ」を11月上旬から無償で配布する。

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