東芝、液晶テレビ「レグザ」新製品を発売 クラウドを活用した新サービス

2012年9月27日 19:22

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デジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)55Z7」(画像:東芝)

デジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)55Z7」(画像:東芝)[写真拡大]

 東芝は27日、デジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)」の新商品として、クラウドを活用し、録画番組から関心のある場面を視聴できるサービスに対応したほか、録画番組の中からユーザーの好みに合う番組を薦める「ざんまいプレイ」機能を搭載した「Z7シリーズ」など、2シリーズ7モデルを10月下旬から順次発売すると発表した。

 「Z7シリーズ」は、「タイムシフトマシン」でUSBハードディスク(別売)に一時保管した最大6チャンネル約40時間の番組の中から好みに合う番組を薦める「ざんまいプレイ」を搭載している。同機能では、視聴中の番組に関連する番組がサムネイルで表示されるほか、視聴履歴をもとにユーザーの嗜好に合わせた番組やいつも視聴している番組がリストで表示されることで、効率よく録画番組を楽しむことができる。

 また、「Z7シリーズ」「J7シリーズ」ともに、東芝が新たに開始するレグザクラウドサービス「TimeOn(タイムオン)」に対応する。同サービスでは、クラウド上の番組情報を利用し、USBハードディスク(別売)に録画した番組から関心のあるキーワードやインターネット上で話題の用語や人物に関連したシーンを視聴できる。さらに、録画番組を場面ごとに区切った「シーンリスト」が提供され、見たい場面をすぐに楽しめる。

 加えて、「Z7シリーズ」は、高画質映像処理システムとして「レグザエンジンCEVO Duo」、「J7シリーズ」は「レグザエンジンCEVO」を搭載しており、超解像技術により緻密で色彩豊かな映像を再現する。さらに、「Z7シリーズ」では外光反射を抑えた「アドバンスド・クリアパネル」を採用し、明るい環境でも高いコントラストを実現した。音質面では、新開発の音声補正技術とスピーカーシステムにより、臨場感のあるサウンドを楽しめる。

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