【アナリストの眼】アイセイ薬局、上場8ヶ月経過で株価安定度増す、好業績に高評価

2012年9月10日 14:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  アイセイ薬局 <3170> (JQS)は、関東・東海・関西を中心に調剤薬局230店舗(12年6月末現在)をチェーン展開し、グループ子会社ではデイサービスやグループホームなどの介護・福祉事業、ジェネリック医薬品卸売事業、不動産リース事業も展開している。介護施設なども併設した医療モールの開発を特徴とし、さらに中小薬局に対するM&Aも活用して店舗数増加、人材採用、介護・福祉事業とのシナジー効果など、事業規模拡大と収益力強化に向けた施策を推進している。

  足元の業績は好調に推移している。第1四半期(4~6月期)実績の第2四半期累計(4~9月期)見通しに対する進捗率は、売上高が50.9%、営業利益が65.6%、経常利益が76.7%、純利益が62.6%で、利益面の進捗率が高水準である。新卒薬剤師の大量採用による人件費増加などを、新規出店やM&Aによる店舗数の増加などで吸収した模様であり、第2四半期累計の連結業績は会社予想に対して上振れの可能性が高いだろう。

  株価の動き(8月31日を基準日として1株を2株に株式分割)を見ると、8月10日の株式分割発表後は強基調の展開となって8月30日には2500円(株式分割を考慮して株価遡及修正)まで上昇したが、直後に反落して9月5日には2263円まで調整する場面があった。

  9日の終値2297円を指標面で見ると、今期予想連結PER(株式分割後の会社予想連結EPS368円42銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(株式分割後の年間55円50銭で算出)は2%台、実績PBR(前期実績の連結BPSに株式分割を考慮した1587円73銭で算出)は1.4倍台となる。

  週足チャートで見ると、5月中旬に高値圏から急落した後は、概ね2000円~2500円近辺での展開となっている。11年12月の新規上場から8カ月が経過して、株価の落ち着きどころが徐々に定まってきたとも考えられる。

  ただし日足チャート見ると、8月末の戻り高値圏から一旦は反落したが、25日移動平均線近辺で下げ止まり、反発の兆しを見せている。予想PERの割安感に見直し余地があり、第2四半期累計見通しの上振れの可能性、中期的な収益拡大期待も考慮すれば戻り高値2500円突破の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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