積水ハウス、全工場にメガソーラー設置を決定 合計6.5メガワット

2012年7月27日 17:02

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 積水ハウスは27日、全国の5工場に合計6.5MW(メガワット)の太陽光発電システムを設置することを決定したと発表した。国の再生可能エネルギーの普及拡大の方針のもと、固定買取制度に則り、2012年度中の発電開始を予定している。設備投資は24億8,000万円を予定し、年間発電量は600万kWhで2億1,300万円の売電収入を見込んでいる。なお、今回積水ハウスは、同社の全ての生産工場にメガソーラーを設置することになる。

 積水ハウスはこれまでも、環境配慮住宅「グリーンファースト」を積極的に推進し、新築住宅における太陽光発電システムの設置は日本国内で年間最多の実績を誇る。また今年からは、「グリーンファーストリフォーム」として、既築住宅への太陽光発電システムの設置にも力を入れている。

 今回積水ハウスは全国の工場にメガソーラーを設置することで、多くの顧客に太陽光発電システムのメリットをアピールし、提案を強化していく方針。環境省が認定する「エコ・ファースト企業」として工場でのゼロエミッションや省エネ・創エネなどの取り組みも進めてきたが、今回のメガソーラーの設置で最先端の環境配慮工場としての取り組みを一層加速させていく。

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