DeNAとDaum、韓国で「Daum Mobage」をiOS端末向けにも提供開始

2012年7月23日 12:50

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 ディー・エヌ・エー(DeNA)と韓国の大手ポータルサイト運営企業であるDaum Communications Corp. (ダウム・コミュニケーションズ、本社:ソウル)は23日、DeNAのソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」の韓国版(サービス名称:「Daum Mobage」)を、韓国のApp StoreでiPhoneなどのiOS端末向けに提供開始したと発表した。また、DeNAは本日、iOS端末向け「Daum Mobage」へのゲーム開発を可能とするSDK(Software Development Kit)を、外部ゲームデベロッパーに公開した。

 現在、iOS端末向け「Daum Mobage」の第1弾タイトルとして、Android端末向け「Daum Mobage」で既に人気の育成シミュレーションゲーム『We Rule』(日本語タイトル:『プティの王国』)の韓国語版が、韓国のApp Storeでダウンロード可能となっている。これに続き、iOS端末向けの新タイトルや、Android端末とiOS端末の両方で楽しめるタイトルの配信も順次開始する予定。

 また、iOS端末向けSDKの公開により、日本を含む世界各国のゲームデベロッパーは、「Daum Mobage」を通し、韓国のiOS端末ユーザ向けにゲームの開発・提供を行うことが可能となった。このSDKは、現在、韓国版「Mobage」のデベロッパー向けポータルでダウンロードが可能となっている。

 なお、韓国版「Mobage」は日本版「Mobage」と共通のAPIを使用しているため、日本版「Mobage」で既にゲームを提供しているデベロッパーは、プログラムを大幅に書き換えることなく「Daum Mobage」にゲームを提供することが可能。

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