ローソン、CO2排出権付商品を3品発売 1本につき1kgのCO2をオフセット

2012年6月21日 17:36

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CO2排出権付商品の「リアルスパーク500ml」と「金麦STOP!地球温暖CAN」(画像:ローソン)

CO2排出権付商品の「リアルスパーク500ml」と「金麦STOP!地球温暖CAN」(画像:ローソン)[写真拡大]

 ローソンは21日、ローソン限定のCO2排出権付商品として、日本コカ・コーラ社「リアルスパーク500ml」(税込147円)を6月26日より全国のローソン店舗で、サントリー「金麦 STOP!地球温暖CAN 350ml」(税込141円)、「金麦 STOP!地球温暖CAN 500ml」(税込197円)を7月3日より全国の酒取扱店舗で発売すると発表した。

 今回の取組みは、ローソンが日本コカ・コーラとサントリービア&スピリッツと共同で行う環境保全活動で、対象商品を1つ購入するごとに1kgのCO2をオフセットでき、手軽に日本のCO2排出量削減に貢献できるのが特徴。

 ローソンは2008年4月より、顧客と一緒に取り組む環境保全活動として「CO2オフセット運動」を推進している。これは、CO2の排出削減量=クレジット(排出権)を活用することで、日本での日常生活で排出されるCO2排出量の全部、または一部を埋め合わせする手法。

 今回の排出権付商品は、中国の小型水力発電・風力発電、ブラジルのバイオマス発電で創出されたクレジットを、ローソン、日本コカ・コーラ、サントリービア&スピリッツが購入し、顧客に代わって日本の償却口座に移転するもの。

 なお、2012年5月末までに、ローソンを通じて顧客が行ったCO2オフセットの総量は16,956トン、「CO2オフセット運動」に参加した顧客は累計約2,200万人。このうちCO2排出権付商品でのCO2オフセット量は12,392トンと、70%以上を占めている。

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