森トラスト、福島県白河でメガソーラー事業を開始 休業中のゴルフ場を活用

2012年6月8日 11:49

印刷

「ラフォーレ白河ゴルフコース」(休業中)(写真:森トラスト)

「ラフォーレ白河ゴルフコース」(休業中)(写真:森トラスト)[写真拡大]

 森トラストは7日、震災復興支援と産業の安定的・持続的発展を支える都市基盤の形成を目的として、休業中の「ラフォーレ白河ゴルフコース」(福島県西白河郡泉崎村)にて、大規模太陽光発電(メガソーラー)事業を2013年度中に開始すると発表した。

 第1期事業では2メガ(出力:2MW、発電量:200万kWh/年)規模で開始し、将来的には第2期事業を実施し、10メガ(第1・2期合計出力:10MW、発電量:1,000万kWh/年)規模への拡大を目指す。投資額は第1・2期合計で約40億円。

 今後は、今回の事業を太陽光パネルをはじめとした再生可能エネルギーの技術研究の場としても活用するとともに、「エコBCPビル」として森トラストが開発を進める「京橋OMビル」(2012年9月竣工予定)をはじめとした都心のビルでもこれらの技術導入を検討していくという。また、森トラストグループの他のリゾートエリアの遊休土地活用を視野に入れ、地方の地域活性化に資する事業展開など、社会的意義のある活動展開を目指していくという。

関連記事