大和証券と東証、ミャンマー証券取引所設立支援に関する覚書を締結

2012年5月30日 10:18

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 ミャンマー中央銀行と大和証券グループのシンクタンクである大和総研及び東京証券取引所グループは29日、ミャンマーにおける証券取引所設立及び資本市場育成支援への協力に関する覚書を締結したと発表した。

 今回の合意に基づき、ミャンマーにおける金融資本市場の設立・発展を実現するため、「証券取引所制度の設計に関する助言」、「証券取引所システムの設計に関する助言」、「人材育成支援」、「証券・金融セミナーの実施」、「証券取引所運営支援」などについて協力していく方針。

 具体的には、証券取引所の制度規則面での設計について支援を行うほか、証券取引や清算・決済に関するITシステムの選択について助言を行う。また、ミャンマーにおける証券市場人材の育成を目的とし、定期的に日本へのミャンマー人研修生の受け入れを行うという。

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