PSPのカスタムファームウェアを販売した男、逮捕される

2012年5月21日 20:33

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 PSPのカスタムファームウェア(CFW)をネットオークションで販売した男が不正競争防止法違反および商標法違反の疑いで逮捕されていたという(MSN産経ニュース)。

 読売新聞によると、容疑者はCFWが記録されたメモリスティックを中古のPSP本体やCFWの使い方を説明したマニュアルとともにヤフーオークションで販売したという。

 CFWはメモリースティックから任意のプログラムを起動する機能を備えており、これが不正競争防止法の「技術的制限手段回避装置」に該当するものと判断されたようだ。また、中国製のカバーやバッテリをセットで販売していたことが商標法違反となった模様。

「技術的制限解除装置」の販売を規制する不正競争防止法改正後、同容疑で逮捕されるのは初となる。

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