2012年5月20日 13:22

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 米国立がん研究所などの研究によれば、コーヒーを飲む高齢者は飲まない高齢者に比べて死亡リスクが低下するとのこと。研究結果は5月17日付の医学誌 The New England Journal of Medicineに掲載された(The New England Journal of Medicineの論文プレビュー米国立衛生研究所のニュースリリース本家/.)。

調査は1995年~1996年のNIH-AARP Diet and Health Studyのアンケート結果に基づいて実施された。対象者は50歳から71歳の米国人男女約40万人。2008年12月31日まで追跡調査を行ったところ、コーヒーを1日3杯以上飲むと答えた人は飲まない人と比べて死亡リスクが約10%低かったという。死亡リスクの差は心疾患、呼吸器疾患、脳卒中、怪我、事故、糖尿病、感染症にみられた。女性の場合、がんによる死亡リスクとコーヒー飲用との関連はほとんどみられなかったが、男性では特に多くコーヒーを飲むと答えた人については死亡リスクがわずかに上昇する結果になったとのこと。

コーヒーには健康に影響する可能性のある成分が1,000種類以上含まれており、どの成分が死亡リスクを低下させるのかは明らかになっていない。最も研究の進んでいるのはカフェインだが、今回の研究ではカフェインの有無による違いはなかったという。なお、コーヒー飲用に関するアンケートは調査開始時点で1回のみ行われたもので、その後の変化は追跡されていない。また、研究者らはコーヒーの抽出方法による成分の変化も死亡リスクに影響を与える可能性があると考えているが、アンケート結果では抽出方法まではわからないとのことだ。

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