セブンイレブンがスイーツを全面リニューアル、工場設備増強に約80億円投資

2012年5月11日 17:15

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画像:セブン-イレブン・ジャパン

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 セブン-イレブン・ジャパンは11日、5月15日より全面リニューアルしたオリジナルスイーツを販売するとともに、スイーツのTVCMを初めて放映開始すると発表した。あわせて、昨年夏よりセブン-イレブン専用工場を運営しているデイリーメーカーに協力を仰ぎ、3工場の新設および全社18工場の設備増強等、総額80億円の設備投資を実施したことを発表。商品供給体制を拡充することで、より多くの顧客にさらに品質の向上した商品を届けることができるようになった。セブン-イレブン・ジャパンは、これら抜本的な改革により、2012年度のオリジナルスイーツ売上について前年度比150%を目指していく方針。

 具体的には、洋スイーツにおいて、シュー生地は発酵バターを加え風味良く、さらに小麦粉の配合を見直すことで軽くふっくらとした食感にし、カスタードクリームはバターを加え、より濃厚でコクのあるクリームにした。また、和スイーツの餡(あん)は小豆の風味を最大限に引き出す製法に見直した。

 さらにパッケージも変更、洋スイーツでは金色の帯デザインを店内LED照明に対応し、高級感のある金色に変更した。また、スイーツ売上上位3品のパッケージを価格非表示にし、自己消費だけでなく手土産ニーズへ対応するほか、繰り返し(リピート)や複数個(まとめ買い)購入を促す。

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