ソーラーフロンティア、米メガソーラーにパネル供給 約3万枚・計3.8MW分

2012年4月3日 17:32

印刷

 昭和シェル石油の完全子会社で、CIS薄膜太陽電池モジュール生産において世界最大手であるソーラーフロンティアは3日、米パブリックサービス・エレクトリック・アンド・ガス社(PSE&G)の太陽光発電設備「ミルクリーク・ソーラーファーム」に、3.8メガワット分(29,400枚)のCIS薄膜太陽電池を供給したと発表した。

 PSE&Gはニュージャージー州で最も長い歴史と最大の規模をもつ公益ガス・電力会社で、「ソーラー4 オール計画(Solar 4 All program)」の一貫としてニュージャージー州バーリントン郡でミルクリーク・ソーラーファームを運営する。なお、ミルクリーク・ソーラーファームは、ユービーソーラー社が開発・設計・建設したもの。

 ミルクリーク・ソーラーファームは、米ニュージャージー州において最大の薄膜系太陽電池プロジェクトで、米国の標準家庭およそ575戸分に相当する電力を供給する見込み。同プロジェクトは、PSE&Gの太陽光発電事業へのコミットメントと、世界市場でCIS技術の重要性が高まっていることを示すもの。

関連記事