高島屋、2015年にベトナムの大型複合開発計画「サイゴンセンター」に出店 

2012年2月23日 21:47

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サイゴンセンター外観イメージ(画像:高島屋)

サイゴンセンター外観イメージ(画像:高島屋)[写真拡大]

 髙島屋は23日、ベトナム・ホーチミン市に位置する大型複合開発計画「サイゴンセンター」に、「ベトナム髙島屋(仮称)」を2015年に出店すると発表した。

 出店に関しては、連結子会社のタカシマヤシンガポールリミテッド(シンガポール髙島屋)が100%出資し、同社が持つ経営資源・ノウハウ・ASEAN諸国における知名度を最大限活用していく。

 また、連結子会社の東神開発が、「サイゴンセンター」不動産事業への資本参加に向け、「サイゴンセンター2期」開発の株式22.7%を取得する「株式売買契約」を、アジア有数の不動産リーディングカンパニーであるケッペルランド社の子会社と締結した。さらに、東神開発のシンガポール子会社 東神デベロップメントシンガポールが、ケッペルランド社の子会社との商業マネジメント合弁会社の設立について契約を締結した。

 「サイゴンセンター」はホーチミン市中心地区のレロイ通りに面しており、第1期は1996年に完成し、親しまれるショッピングの場として、また、銀行、金融企業や外国企業などが集まるオフィスビルとしてもその地位を確立している。ベトナム髙島屋(仮称)出店、不動産事業への参加は、この第2期の開発を対象とし、2015年の開業を予定している。

 「サイゴンセンター」は商業地域として急速に開発されている恵まれたロケーションに位置し、半径5キロ圏内には富裕層居住エリアを包含、将来の都市機能開発の一環として地下鉄や環状高速道路などの主要交通インフラが整備されつつある。

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