【仕手株診断】森組は人気相場の持続性に期待も、業績の好調がフォロー材料に

2012年1月21日 22:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  森組 <1853> が16日以降、19日まで4本連続の陽線を繋ぎ、一気の人気相場に転じてきた。復興関連株人気に乗り、昨年3月25日に88円まで短期急騰場面を見せたがその後は基本的に整理商状。しかし、その間も折に触れ単発的上昇を見せるなど、低位仕手系株として市場の人気は高い銘柄である。

  昨年12月15日にいきなり60円まで上昇したが、ここへ来てはその水準をクリアー、昨年5月以来の水準にまで到達、波動的には今回は継続的な人気相場へ向かう可能性も出てきた。

  連結子会社を解散し、今2012年3月期から単独決算に移行するが、マンションなど民間建設が好調なうえ、下期にかけて高速道路工事などの土木部門も寄与する見通しにある。利益重視で受注選別進め、案件当たりの工事採算が改善していることもあって、今3月期は営業利益5億4000万円(前期4億4400万円)の好調な決算が見込まれている。

  そして9月中間決算の受注高が173億円と前年同期比倍増強を確保、来2013年3月期の業績はさらなる好転が見込まれる。PBRが0.7倍とそれなりに株価に割安感はある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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