【コラム】今日も出来高・売買代金は極薄、政局混迷の予感、株枕の越年困難

2011年12月28日 16:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  28日(水)の東証1部出来高と売買代金は前日水準を上回ったものの、依然、少ない状況。出来高概算は10億株(27日は8億717万株)、売買代金概算5754億円(同4605億円)の極薄状態。

  「消費税」の2013年10月8%、2015年4月10%という党の税調案が明らかとなった。これに対し、民主党議員9名が反対して離党届を出した。「国民の間でも消費税引上の賛成反対が割れているのに、政権政党の足並みが揃っていないようでは来年は年明け早々から政局は荒れそうだ。とても、株を枕に越年の気持ちにはなれない」(中堅証券)。

  さらに、離党議員が続くようなら、国会運営は極めて厳しくなり解散の可能性が強くなりそうだ。残念ながら、『荒れる政局は買い』という相場格言はない。様子見より仕方ない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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