ソフトバンクBB、iPadやiPhoneで地デジをワイヤレス視聴できるチューナーを発売

2011年12月20日 21:13

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デジタルTVチューナー(左)と「ながら見モード」イメージ(右)(画像:ソフトバンクBB)

デジタルTVチューナー(左)と「ながら見モード」イメージ(右)(画像:ソフトバンクBB)[写真拡大]

 ソフトバンクBBは20日、「SoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)」ブランドより、iPadやiPhoneで地上デジタル放送およびBSデジタル放送、110度CSデジタル放送をワイヤレスで視聴できるモバイル周辺機器「SoftBank SELECTION デジタルTVチューナー」(株式会社ピクセラ製)の販売を、SoftBank SELECTION取扱店およびSoftBank SELECTIONオンラインショップで、12月22日から開始すると発表した。

 「デジタルTVチューナー」は、iPadやiPhone上でパソコンを介さずに地デジ、BS/CSデジタル放送をワイヤレスでリアルタイム視聴できる、国内初の製品となる。特徴は、「iPadやiPhoneで地デジ、BS/CSデジタル放送をワイヤレス視聴可能」、「トランスコーダー内蔵で、いつでも、どこでも、高画質でテレビ視聴」、「テレビを見ながらウェブブラウジングができる『ながら見モード』搭載」。

 具体的には、自宅やオフィスのアンテナと接続することで、iPadやiPhone向けにテレビ映像を無線LANでワイヤレス転送できる。パソコンを介さずに機器単体でiPad、iPhoneへ地デジ、BS/CSデジタル放送の3波を転送し、専用無料アプリ「デジタルTV」でテレビ放送を視聴できる。

 同製品は、放送波をHD画質のH.264形式に変換できるリアルタイムトランスコーダーを搭載している。自宅のリビングやキッチン、寝室など、家中どこでもiPadやiPhone向けに最適化された高画質で高音質なテレビ放送を楽しむことができる。また、防水仕様のiPadケースを利用すれば、浴室などでもテレビ放送を楽しむことができる。テレビがない家庭やオフィスでも、新たにテレビを購入することなく、iPadやiPhoneを持ち歩けるテレビとして利用できる。

 さらに、テレビを視聴しながら、アプリケーションを切り替えることなく、ウェブブラウジングができる「ながら見モード」を搭載。これまで自宅などでテレビを見ながらタブレット端末やスマートフォンを操作していた人にとって、利便性の高い画期的な製品およびアプリで、縦置き・横置きで自動で画面が切り替わり、横置きでは画面全体で視聴できる。

 また、「デジタルTVチューナー」本体には無線LANアクセスポイントとしての機能も搭載しており、ブロードバンドルーターに接続することで、iPadやiPhone、iPod touchを縦に使用する際は、画面上部にテレビを、下部にウェブブラウザーを同時に表示することができる。

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