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カリフォルニア沖に外国人起業家支援の船舶を停泊させるプロジェクト
あるAnonymous Coward 曰く、 外国人が米国で起業するには様々な法律のハードルがあるという。この問題を直接的に解決するため、船をカリフォルニア沖の公海に停泊させ起業家らを応援しようという企業が現れたそうだ(Ars Technicaの記事、本家/.)。
Blueseedは米国の就労ビザ問題に取り組むべく立ち上げられた企業。カリフォルニア沖に停泊した船を起業家たちの家として使う計画だ。取得の困難な就労ビザではなく、比較的取得しやすい商用ビザ(B-1ビザ)を使用することで、必要に応じて米国への入国が可能となる。B-1ビザの有効期間は最長10年で、期間中何度でも入国可能だ。
プロジェクトでは米国本土との間に定期的なフェリー運航サービスを予定しており、コードを書くといった1人でできる仕事は船上で行い、シリコンバレーの顧客や投資家、共同経営者との会合などで必要なときには、いつでも米国に入国できる体制になるという。B-1ビザでの滞在も許可されるが、船は沖合12マイル(20km弱)であるため日帰りも可能とのこと。不確定要素としては、入国審査を毎回受けるため、入国が許可されない可能性を挙げている。ただし、企業が大きくなれば永住許可を取得するのも容易になるとのことで、Buleseedは起業家が成功するまでの一時的な住居を提供するサービスなのだという。
Blueseed自体、今夏設立されたスタートアップ企業。資金や船の調達などはこれから取り組んでいくとのことである。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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