【株式市場】自動車株など持ち直し好業績株も買われ売買代金やや増加

2011年10月26日 16:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は35%が高い

  26日後場の東京株式市場は、全体に持ち直す相場。円相場が小動きとなり、NY市場でつけた過去最高値の1ドル75円73銭までは行く様子がなく、前場安値を更新したトヨタ自動車 <7203> が13時過ぎから堅調転換するなど、買い直す動きが広がった。

  鉄鋼株の決算発表があり、全般は反応薄の中でジェイ エフ イー ホールディングス <5411> は商事事業会社の完全子会社化の発表を好感し堅調。東証1部の値上がり銘柄数は587銘柄(約35%)だった。

  日経平均は小幅続落。後場は戻り相場となり、14時45分にかけては8798円80銭(36円49銭高)と反発。大引けは8748円47銭(13円84銭安)。

  東証1部の出来高概算は、14億6096万株、売買代金は8日続けて1兆円に届かないものの、やや増勢となり9221億円。1部上場1666銘柄のうち、値上がり銘柄数は587(前引けは328)銘柄、値下がり銘柄数は884(前引けは1136)銘柄。

  また、東証33業種別指数は9業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電気機器、ガラス・土石、その他金融、海運、パルプ・紙、機械、など。

  一方、値下がり上位は、その他製品、食料品、鉱業、空運、倉庫・運輸、サービス、小売り、化学、水産・農林、建設、証券・商品先物、陸運、石油・石炭、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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