ダイエー、都市型食品スーパー「foodium」オープン 都内と大阪に新規出店

2011年9月2日 16:08

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『foodium下北沢』の店舗ファサードイメージ(画像:ダイエー 提供)

『foodium下北沢』の店舗ファサードイメージ(画像:ダイエー 提供) [写真拡大]

 ダイエーは1日、関東地区の直営店舗としては約3年3ヶ月ぶりの新規出店となる『foodium下北沢』を、東京都世田谷区にオープンした。
 
 「都市型食品スーパー」業態のモデル店舗である『foodium下北沢』は、半径500m商圏内に、約8千世帯という潤沢なマーケットを有しており、そのうち約7割が2人以下の少人数世帯という特色がある。また、15歳~39歳までの構成が4割以上と、比較的若い世代の居住が多いことも特色のひとつ。「こういった特色から、『foodium下北沢』では、“利便性”と、食を通じての “健康”で“合理的”な暮らしを提案しながら、下北沢の皆様の毎日の食卓ニーズにきめ細かくお応えできる店舗を目指していく」と同社はコメントしている。

 店舗の特徴として、1階フロアを“コンビニ化”し、 同規模店舗の約2倍となる合計約300品目のデリカテッセンを中心に、若年層が気軽に利用できる売場構成にした。デリカテッセンを中心とした「中食」カテゴリーや、「カップ麺」・「菓子パン」・「デザート」・「菓子」・「飲料」・「酒類」・「サプリメント」といった食料品と、「化粧品」・「文房具」といった生活雑貨の品揃えで、「今必要なものを手早く購入できる“ショートタイムショッピング”を実現し、“利便性”ニーズを満たす売場」(同社)にした。

 また、単身者の1日の食事を支えるべく、圧倒的な品揃えの弁当・惣菜類を展開。管理栄養士が監修した「健康バランス弁当」や、おかず6種類とご飯6種類の中からお好みで選べる「セレクトボックス」、女性向けの適量サイズを取り揃えた「プチ弁当・プチ丼」など、不規則になりがちな食生活に彩りを加えるバラエティ豊かな弁当を、約30品目取り揃えた。その他、揚げ物など惣菜類やサラダ関連商品を多数用意し、品揃えを充実させた。

 地下1階では、毎日の食卓を彩るこだわりの食料品を販売する。商圏の約7割を占める少人数世帯向けの少量・少規格商品を、「野菜」・「果物」・「刺身」・「漬物」・「調味料」・「米」・「卵」など、様々なカテゴリーに用意した。加工食品・日配食品・飲料などでは、店長をはじめ『foodium下北沢』の従業員が勧めるこだわりの商品を、『foodium Selection』として約300品目展開する。

 さらに、『PASMO』や『Suica』などの交通系電子マネーのほか、『WAON』、『Edy』に対応した決済システムを導入し、同社では初めて複数の電子マネーでの決済に対応する。1階は24時間営業、地下1階は9時~23時(年中無休)まで営業する。

 また、同社は同日、『foodium下北沢』と同様の都市型食品スーパー『foodium堂島』を、大阪市北区にオープンした。近畿地区の直営店舗としては約3年半振りの新規出店となる。

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