四国電力、坂出発電所1号機が運転再開へ

2011年8月29日 09:50

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坂出発電所1号機 蒸気フロー図(四国電力 提供)

坂出発電所1号機 蒸気フロー図(四国電力 提供)[写真拡大]

 四国電力は27日、坂出発電所1号機(定格出力29.6万kW)の運転を再開したと発表した。同発電所は、ボイラチューブからの蒸気漏洩が懸念されたため、8月18日からプラントの運転を停止し、損傷個所の調査を実施していた。今回、損傷個所の特定、原因調査および修理が完了したことから、同日7時52分、運転を再開したという。

 同社は、原因について、ボイラ内を流れる排ガスによってチューブとチューブ支持板が振動し、干渉したことで損傷に至ったと推定している。「この対策として、支持板の固定処置を行い、振動を防止することとした」(同社)という。

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